【教養】モンストで学ぶ世界史(カエサル)
ローマに現れたカエサル
古代ローマの話です。
古代ローマは初め王様を持たない「共和政」という状態でした。昔の国のイメージって王様のイメージあるよね。
でもローマは違った。
共和制自体の説明はややこしいので書きませんが、色んな役職がそれぞれ制限しあう仕組みで独裁にならないようなシステムでした。
だけど戦争とかスパルタクスの内乱とか、色々ゴタゴタがあってか、有力将軍3人による政治が始まります。
やっぱり混乱してる時は、みんなで決めるより誰かに権力集中した方が統制取りやすいのかな?
そして政治を握った3将軍がこちら
・カエサル
ここで出てくる!カエサル!英語読みで「シーザー」!
モンストではかなりの悪役ですよね…
ですがめちゃめちゃ人気があったらしく、みんなが「カエサルは僕の友人だぜ」と言いたくなるような人柄だったらしい。
あとめちゃめちゃ借金してたらしい。
富豪から莫大なお金を借金して平民達にご馳走とかしてたらしいです。
ただ借金額がめちゃめちゃ高額なので、貸した側からしても下手に死なれちゃ困るよね?
そうなるとお金を貸した富豪達もカエサルが選挙に勝つように投票したり、バックアップしたりしたらしい。すごい。
仲間の裏切りと名言
賽は投げられた
既に人気のカエサルは、その上フランス遠征で大勝利します。
この勝利で、とうとう普通のお金持ちになります。
この成功に完全に嫉妬したのが3将軍の1人ポンペイウスです。
カエサルを陥れようと色々行動するんですが、それをカエサルが察知。
カエサルはフランスからポンペイウス潰しに向かいます。この時の名言が「賽(さい)は投げられた」
「賽」とは「サイコロ」のこと、サイコロ投げたらもう運命が決まってるからやるしかない。ってことらしい。
そして!モンストでのカエサルのSSは「凶攻のダイスロール・コンクエスト」
ここでも歴史とモンストが繋がりますね!
ブルータスお前もか
もう人気爆上がりで、ギンギンの状態のカエサルは勢いそのままに「自分の職位は永遠に自分のもの」っていう制度を導入しようとします。
つまり事実上の王様になろうとしました!
でも、ローマはもともと王様のいない「共和政」ですよね?
ここで「さすがにやりすぎです!」ってことで仲間たちに裏切られて殺されます。
この時の名言が「ブルータスお前もか!」
みんなに裏切られて殺されるんですが、殺される間際に自分を殺そうとしている人達の中に信頼してたブルータスの姿を見つけ、このセリフを叫んだとのこと。
モンストに実装されそうなキャラ
カエサルを陥れようとした張本人ですね。カエサル適正で降臨で出てくるかな?
剣闘士奴隷であったスパルタクスを筆頭に奴隷達が起こした反乱が「スパルタクスの反乱」です。剣闘士って言えばONE PIECE ドレスローザ編でも出てきたような、コロッセオで戦う戦士たちのことです。