【教養】モンストで学ぶ世界史(ハンニバル)
今回もモンストでは意外な地味キャラ「ハンニバル」ですが、かの有名なナポレオンが評価した歴史上の人物です実は。
古代ローマの状況
ハンニバルがいた時代のローマの様子を少し説明します。めんどくさい方は飛ばしてくださいw
カエサルの記事の時に説明しましたが、ローマは「共和制」という王様のいない政治体制でした。
ただ、王様いないってことは「みんなで決めよう!」っていい感じのイメージあるでしょ?違うんですよ!貴族が独裁的に政治をしてたんです。嫌な感じですねw
だけど平民たちはそこまで口出しできないんですよ。なんで?
それは貴族は自分でお金使って装備を買い、自分たちで戦場に出向いて国を守っているからなんですよ。
こう聞くと「そりゃ仕方ねえか。。。」って思えちゃいますね。
でも平民にも農業や商業の調子がよくてお金を持つ人が増えてくる、そのお金持ち平民が自分で装備を買って戦争に行くとすると?
「いや俺も守ってますけど!?俺にも政治に参加させろやぁ!」ということになってきますね。
こう言ったことで政治を牛耳りたい貴族に、政治に参加したい平民が言い詰めていきました。
そして、下記のように色々と平民にも段階的に権利が与えられました。
- 「わかった!わかったから!じゃあ法律の内容ちゃんと見せるから!」
- 「わかった!わかったから!政治の偉い人に平民も1人入れてあげるから!」
- 「わかった!わかったから!もう平民どうしの会議で決まったことを法律にしてもいいから!」
若干違うかもしれませんが、イメージこんな感じです。
ハンニバルとスキピオ
ローマで内輪モメをしていますが、やはり軍隊は強く領土をどんどん広げています。
そんな最強ローマに強敵が立ちはだかります。その国の名は「カルタゴ」。
ローマの反対側(現在のチュニジアらへん)にあった国です。
この国にローマと激闘を繰り広げた英雄がいました、その人物こそ「ハンニバル」
ちゃんと名前に「カルタゴ」と入ってますね!
こいつはまじでカリスマだったらしく、かの有名なナポレオンが「半端ない奴ら7人」として評価した7人のうちの1人です。(ちなみに、アレキサンダー大王とカエサルも入ってます。)
当時のローマは領土をどんどん広げるマジで最強国に喧嘩を売ったハンニバルとローマの話を書きます。
アルプス越え
カルタゴとローマって海を挟んで反対側なので、戦うとしたら「海戦」になります。
ただローマ海軍はバカみたいに強かったのでハンニバルはアカンと思いました。
さてどうする。
イベリア半島からアルプス山脈を越え、ギャグ側から攻めたんです。
しかもゾウに乗ってきたらしいですよ。頭おかしいんじゃないですかねw
進化前のハンニバルのSSは「クロッシング・オブ・ジ・アルプス」と買いてあり、アルプス横断したことがわかります。
部下の信頼
普通「はい、海は無理なのでみんなでジブラルタル海峡渡って、イベリア半島を進んでアルプス山脈を越えて攻めましょう!」ってリーダーが言ったらどうですかね?まず聞き直しますね。
こんな無謀とも思える作戦でも、ハンニバルの鬼の人望により部下はついていきます。
好敵手「スキピオ」
こんな人望厚く、斬新なアイデアで敵を圧倒する名将軍ハンニバルを徹底的に研究した将軍がローマに登場します。その名も「スキピオ」
実装されそうなキャラ
・スキピオ
英雄ハンニバルを追い詰め、カルタゴを滅亡に追いやったローマの名将軍です。ハンニバルとセットで語られるので、そのうち実装されそうな気がします。
ローマに関してはカエサルの記事も書いているのでよかったら読んでください。