【教養】モンストで学ぶ世界史(アレキサンダー)
今回はアレキサンダー大王を題材にします。モンストだと微妙なキャラだけど世界史では避けては通れないほど有名な人物なので許してください!
ギリシャの都市国家マケドニア
昔のギリシャの話をします。2300年くらい前の話です。
昔のギリシャでは「国」ではなく「都市国家」と言われる、大きめの街がそのまま国なった感じの勢力が街を中心に支配してました。今で言えば「東京国」とか「大阪国」とかそんな感じのイメージです。
このギリシャの都市国家で有名なのが「アテネ」「スパルタ」です。どっちも有名ですね!
そして、ギリシャの右側にアケメネス朝ペルシアという強敵がいました。覚えづらいのでペルシアって書いときます。これが古代ギリシャの勢力図。
このアテネ、スパルタ、ペルシアの3つが、ボカボカ戦っているときに、裏でメキメキと国力を伸ばした都市国家がありました。それがマケドニア。
マケドニアを強くした張本人がマケドニアの王様「フィリッポス2世」という人物。
フィリッポス2世は、アテネ&スパルタがペルシアと戦っている時や、アテネとスパルタが喧嘩しているときに、軍隊とかをバッキバキに強化して、結局アテネ&スパルタをボコしちゃいます。
スーパーカリスマ アレキサンダー大王
そしてフィリッポス2世の子供こそが、世界中に名を轟かせた「アレキサンダー大王」です。(アレクサンドロスとも言います)
モンストだとユメ玉で入手できる弱い貴重なキャラですねw
まじでカリスマだったらしく、世界中で「マケドニアのアレクサンドロスがヤバイ!」って言われていたそう。
また、敵との戦い方も頼れる兄貴感がありますよ!
味方を敵の主力とぶつけて戦わせている間に、自ら騎馬隊で大きく迂回して敵の本陣を叩くような戦い方だったらしい。
これは部下からしても「将軍が敵本陣を叩くまで頑張るんや!」っていうモチベにもなるね。良き上司です。
こんな感じでアレキサンダー大王はペルシアをしょっぱなボコしてそのまま東に進み続けました。
なんと、その勢い止まることなく、インド付近まで支配を伸ばしました。やばくね?
しかもインドでは、あまりにアレキサンダーの勢いが凄すぎてインドのみんなが団結して「国がまとまる」という異例の事態になったそう。
破竹の勢いで世界を征服していったことからアレキサンダーは「征服王」とも言われます。
アレキサンダーのペルシア語での呼び方はイスカンダルらしいので、Fateのイスカンダルはつまりアレキサンダー大王です。
ただ、流石に東に進みすぎたw やりすぎたw
インド付近まで来たところで付いて来た部下も疲労が溜まりまくって不満が出て来ます。
「さすがに行きすぎたか」ということで征服を諦めて国帰りますが、その帰路で死んでしまいます。
これが伝説の征服王アレキサンダー大王のお話です。
実装されそうなキャラ
フィリッポス2世
ガチャか降臨かはわからないですが、有名なアレキサンダー大王のパッパであるフィリッポス2世は実装されそうですね。
余談
漫画「ヒストリエ」
ヒストリエという漫画。こちらかなりオススメです!
じこれは古代ギリシャを舞台にアレキサンダー大王に使えた書記官エウメネスの生涯を描いている漫画です。歴史を学ぶというより普通にストーリーを楽しみながら歴史の知識が溜まっていくような夢のような漫画です!
古代ギリシャに近い時代のお話は下記記事からどうぞ